喜多方市の塩川鳥モツ食べ歩き、今日は若竹さん。
今日は初志貫徹で鳥モツ一択。鶏皮のおなじみの鳥モツ煮、きゅうりの漬物、ラーメンスープ、ゆかりかけごはんという構成。

ゆかりかけごはんが妙にそそる。この定食にゆかりが必要かどうかを議論する気は無い。どんな文脈であれゆかりごはんが好きでちょっとテンション上がった。最初にそのゆかりを食べると、そこには当然ながら抉られたごはんの窪みが出来る。
「お、この窪みに鳥モツを乗っけて食うんだな?」
突如神の啓示のように降りてきた。フワッフワの鳥もつに一味をかける。乗っけてひと口ごとの一味をかける。その繰り返しの動作がなんとも楽しい。
定食に付くスープはラーメンスープ。丸い麩がゆらゆら浮いていてこれも楽しい。椎茸の出汁が効いていて、会津伝統料理こづゆのニュアンスも感じられるスッキリなナイススープ。きゅうりの糠漬けを捲ると若竹さんのエンブレムが表れる。よく見るとデザインもなかなかいい。
当然のように鳥モツのスープごと残りの飯にぶっかける。これは謂わば本能。
「汁をぶっかける猿=人間」そんな想いに囚われながら完食。やはり何を食べても美味しい若竹さん、定食の細部まで美味しい。米の美味しい漬物も美味しいスープも美味しい。こういうオールラウンドプレーヤーな食堂の底力をまざまざと見せつけられる。
メニュー見たら餃子ライスもあった。中華屋さんじゃないのに餃子置いてあるお店も珍しい。次回は餃子ライスを食べようと心に誓ってお店をあとにした。
店名 | 若竹 |
住所 | 福島県喜多方市塩川町小府根畑ケ田1 |
営業時間 | 11:00~20:00 定休日:火曜日 |
電話 | 0241-27-4169 |
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