喜多方市塩川の若竹さんへ。
ここは何を食べても美味しい国道沿いの食堂。特に人気なのが分厚いカツの乗った煮込みカツ丼。老若男女入店するけれど、老若男女揃ってカツ丼をオーダーする率が非常に高い。
厚さ3センチぐらいのカツが玉子に閉じられて無造作に積み上げられる姿が圧巻なのだが、ご年配の方も美味そうにペロッと平らげる。本当は塩川鳥モツを食べようと思ったんだけど、みんなが美味そうにカツを食べる姿見てたら負けてられないと思いつつ(いつも俺は一体何と戦っているのだろう?)、みんなと同じじゃ嫌なのでカツカレーライスにした。

「カッツカレー」じゃなく「カツカレーライス」という表記に妙に好感が持てる。実は若竹さんのカツカレーライス、初めてではない。ここのカツの美味しさを感じるならカツカレーライスの方が合ってる気がする。
玉子とじの煮込みカツはカツの大きさもあって、素早く食べられない。そして煮込まれている分、揚げたての衣の食感が弱い。

しかし、ここのカツカレーライスは一味違う。カレーの「粘度」が高い。ポテッとしている。揚げたてのカツにかけても、あまり水っぽくならないので、カツが食べ終えるまでカレーの中でカリッとしている。
カレーライスというメニューもあるけど、このカレーはカツ丼が得意な若竹さんが作る真骨頂。カツとカレーの一体感が凄くいいのだ。脂身少な目の分厚いカツだけど柔らかくてスプーンで簡単に切れる。そして衣の剥がれも殆ど無い。お見事。
カツがしつこくないのできっと油も良いはず。久々に全部食えるかちょっと自信が無かったけど、あっという間に完食。
食後も全くもたれないし、まだお腹に余裕すら感じる。ここで鳥モツ定食食べろと言われたら楽勝で食える。要するに美味いものはいくらでも食えるってことなのだ。滞ることなく胃袋に治っていくカツカレーライス。あまりの清々しさに、これはとっても体にいい食べ物なんじゃないかと思えちゃうぐらいだった。まだまだイケるな俺。さぁ明日は何を食ってやろうか。
店名 | 若竹 |
住所 | 福島県喜多方市塩川町小府根畑ケ田1 |
営業時間 | 11:00~20:00 定休日:火曜日 |
電話 | 0241-27-4169 |
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